サラワク州の学生、3回目の検査で陽性に
2020.05.17 コロナサラワク州災害管理委員会(SDMC)のアマール・ダグラス委員長は5月13日、シブ出身の学生が新型コロナウイルスのPCR検査の3回目で陽性反応が出たことを発表した。
同委員長によると、この学生はインドネシア東ジャワ州に留学し、4月末に学生7人らとサラワク州に帰国。帰国時に検査したがその際は陰性だった。その後もさらに1回検査して陰性だったが、義務付けられている14日間の自宅隔離に入った。
同州保健局は隔離が終わる直前にこの学生を再度検査すると今度は陽性反応が出たという。同委員長は「隔離が終わって外出していたら、ウイルスを拡散するところだった」と述べ、この学生は病院に隔離された。
この学生といっしょに戻ってきた学生7人全員もこれまで陽性反応が出たが、すでに治癒した。同州の感染者は現在、この学生1人のみだという。