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セムニェの入管収容施設でもクラスター感染を確認
セムニェの入管収容施設でもクラスター感染を確認
2020.05.25
コロナ
保健省のノール・ヒシャム事務次官(衛生総監)は5月23日、セランゴール州スムニェ(Semenyih)の入管収容施設で新型コロナウイルスのクラスターが見つかったと明らかにした。 同事務次官によると、同施設に収容されている1752人の外国人不法滞在者のPCR検査を行ったところ、これまでに21人が陽性と判明。ただ、まだ結果待ちが多いことから、今後さらに増える可能性が高い。 事務次官は「入管収容施設や刑務所は人が多いため感染する可能性が高い」と指摘、同省は出入国管理局と協力して感染防止に努めていると述べた。入管収容施設では、同州ブキ・ジャリル(Bukit Jalil)の収容施設で60人が感染していたほか、同州セパン(Sepang)の施設で6人が感染したことがわかっている。 クラスター感染については現在、上記のほか、ヌグリ・スンビラン州プダスの工場での163人、セランゴール州スティア・アラムの建設現場での13人などが見つかっているが、いずれもまだ完全に収束しておらず、同省は警戒を強めている。
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