不法労働外国人の感染者、累計で207人に -2020/05/26
2020.05.26 政治・社会出入国管理局のカイルル・ザイミー局長は5月25日、クラスター感染が起きた入管収容施設3カ所の不法労働外国人の新型コロナウィルスの感染者数が同日までで207人に達していることを明らかにした。
この3カ所はいずれもセランゴール州のブキ・ジャリル(Bukit Jalil)、セパン(Sepang)、スムニェ(Semenyih)で、不法滞在で収容された外国人総数は1万3929人。
感染した207人のうち110人は同州スルダン地区にある農業用展示会施設にベッドなどを設置して治療向けに収容されている。残りは各収容施設で隔離されて治療を受けているという。
また同局長は、収容施設3カ所で勤務する同局職員238人に対しては14日間の隔離を指示したことも述べた。施設には代替要員を派遣したという。