オンラインでプリン購入、74人が食中毒-2020/05/27
2020.05.27 政治・社会オンラインで購入したプリンを食べて、トレンガヌ州クアラ・トレンガヌとマランで5月26日までに74人が食中毒になっていることがわかった。同州保健局が明らかにした。
うち31人が同日現在で入院しているが、1人は重症だという。
食中毒になったのは16家族の74人でほとんどがクアラ・トレンガヌの住民。
この家族らは5月22日にオンラインで「プディン・ブイ」と呼ばれる地元のプリンを断食明け大祭(ハリラヤ)向けに購入。
ハリラヤ初日に家族で食したところ、次々と下痢や吐き気、発熱をもよおした。
保健当局は販売元を特定、6月7日までの営業停止処分を下した。原因については現在捜査中。
食中毒となったハスナさん(37)は「購入したときは臭いもなく、味も悪くはなかった」と説明。
ハリラヤ初日に食べた後に母親、姉、弟2人が発症、4人を病院に連れて行き、自身もそのまま入院したという。
一家全員が食中毒になったケースもあった。