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首相、飲酒運転の厳罰化の法改正作成を指示-2020/05/31
首相、飲酒運転の厳罰化の法改正作成を指示-2020/05/31
2020.05.31
政治・社会
ムヒディン首相は5月30日、今年に入って飲酒運転が増えているため、運輸省に対して厳罰化の法改正案の作成を指示した。 首相は「道路交通法の改定案は6月中旬にも出されるが、より厳しい内容となることに期待している」と語った。飲酒運転によるけが人や死亡者が出た場合、特に厳しい法的措置ができるように改正する見込みだ。 現行法では酒気帯び運転での死亡や負傷事故を起こした場合、3~10年の禁固刑および8000~2万リンギの罰金刑となる。また、事故を起こしていない場合でも12カ月未満の禁固刑および1000~6000リンギの罰金刑が科される。マレーシアの運転免許の所持者に対しては5年間の免許停止となるほか、国際運転免許証の保持者もマレーシアでに運転が禁止される可能性がある。政府はこれ以上の厳罰を検討している。 今年に入り飲酒運転事故は全国で21件。死亡者数は8人を記録している。5月初旬にもセランゴール州カジャンで、条件付き活動制限令(CMCO)下にもかかわらず、運転手(44)が飲酒運転で検問に突っ込み、警官1人を死亡させる事故が起きている。
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