飲酒運転の11人、罰金刑の判決-2020/06/05
2020.06.05 政治・社会クアラルンプール下級裁判所は6月4日、前日に飲酒運転で逮捕された11人に対して1人あたり罰金2500~3500リンギの処罰を科した。
11人は29歳から57歳の中華系とインド系のマレーシア国民。3日にクアラルンプール市内のハルタマスやクランラマ、ブキビンタンなど各地でそれぞれ逮捕され、4日に起訴されていた。
通常、呼気検知器を使ってアルコール数値を調べるが、この日は血液検査を実施。血中に100ミリリットル中80ミリグラム以上になると酒気帯び運転と判定される。11人のうち最も多かったのは184ミリグラムに達し、相当飲んでいたようだ。
ヌルシェイラ・ラヒミ裁判長は「飲んだら、飲んでいない友達に送ってもらうようにしなさい。自分だけでなく、人にも危険が及ぶことを認識しなさい」と叱った。
首都圏などでは飲酒運転による事故が多発しており、警察は取り締まりを強化している。