ホームマレーシアニュースCMCOを9日に終了、RMCOへ=州越えの移動も可能に -2020/06/07
CMCOを9日に終了、RMCOへ=州越えの移動も可能に -2020/06/07

CMCOを9日に終了、RMCOへ=州越えの移動も可能に -2020/06/07

2020.06.08 コロナ
ムヒディン首相は6月5日、テレビ演説で条件付き活動制限令(CMCO)を9日で終了すると発表した。代わりに経済社会活動などを回復させるため、6月10日から8月31日まで「回復のための活動制限令(RCMO)」を導入すると述べた。首相はRCMOの期限となる8月31日には「通常の生活に戻れるだろう」とも述べた。 RCMOではほとんどの活動が許可される。これまで認められなかった理髪店や美容院、市場、スポーツ活動なども10日から再開を認めるとした一方、観客が多く集まるスポーツ競技の大会、ラグビーやサッカーといった「接触スポーツ」、ナイトクラブやパブ、マッサージなどエンターテイメントは認めないとした。 州を越えた移動も制限の緩和が決まった。これに伴い、別の州への旅行も10日以降は可能となる。また、学校の再開も段階的に行う。 7月末にあるハリラヤ・ハジでの集まりや帰省についても認めたが、標準運用手順(SOP)は守るよう求めた。モスクなどでの礼拝についてはさらに緩和し、詳細はのちに発表する。 首相はRCMOでは7つの戦略があると説明。公衆衛生の強化、法律と執行、すべての経済活動の再開、新たな習慣の徹底と通常化、コミュニティーの責任、高齢者など感染すると悪化するリスクのあるグループの保護、といった項目を挙げたが、詳細は話さしていない。 首相は節々にSOPを徹底して守るよう何度も強調。また、新型コロナウイルスの感染者が増加した場合、その地区に対しては躊躇なく「強化された活動制限令(EMCO)」を下していくとも述べている。 なお、マレーシアでは8日が祝日の振替休日なのに伴い、各州での実施に向けた対応が異なるケースも予想される。
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