ラピッドバス、位置情報提供サービスを開始-2020/06/20

国内の路線バスを運営するラピッド・バスは６月18日、首都圏で自社が運行するバスの位置情報を「Google Map」上で利用者に提供するサービスを始めたと発表した。 同社は路線バスのラピッドＫＬやゴートゥーＫＬ、スマート・セランゴールの１７０路線を運行している。
今回の対応により、リアルタイムで各バス停の予想到着時間や目的地への推定所要時間も利用者がわかるようになった。 今後は同様のサービスをＭＲＴフィーダーバス、ラピッド・ペナン、ラピッド・クアンタンにも展開したい意向だ。
同社のバスは時刻表がないため、これまでは、運行状況を知りたい利用者は同社のコールセンターに電話してバスの現在地について問い合わせるしかなかった。今年１～４月の問い合わせ件数は４８６５件だったという。
同社は「Google Mapでのデータ共有で利用者はコールセンターに電話しなくてもよくなる」と語っている。