JBからドローンで麻薬密輸のシンガポール人逮捕-2020/06/22

シンガポール警察は6月20日、ジョホール州ジョホール・バルから無人小型機ドローンで麻薬を密輸していた4人を逮捕したと発表した。
警察と中央麻薬取締庁（CNB）の発表によると、シンガポール北部のクランジ貯水池公園から6月17日午後5時45分ごろ、小さな黒いかばんをつけたドローンが飛んでいくのを警察が発見。監視を続けたところ、ドローンは同公園に戻ってきた。
警察は同公園にいた男2人を調べたところ、ドローンのかばんから覚せい剤389グラム、ヘロイン8グラム、エクスタシー195粒、エリミン5を2粒、それぞれ発見。2人を現行犯逮捕した。
男の携帯電話のデータを調べると、ドローンをジョホール・バルに飛ばしていたことが判明。さらに、警察は犯人ら所有の携帯電話から別の2人を割り出し、翌日に住宅地で麻薬を所持していた２人を逮捕した。これらの麻薬も過去にドローンでジョホールから密輸されたものとみられる。