上半期の観光業損失450億リンギ＝観光相-2020/07/16

ナンシー・シュクリ観光・芸術・文化相は7月15日、年初から6月までの観光業の損失が450億リンギに達したことを国会で明らかにした。新型コロナウイルスの感染拡大により、3月に導入された活動制限令（MCO）で入国禁止や州移動の禁止による影響で、観光業は大きな打撃を受けた格好となった。
同相は「ホテル、交通、飲食業などが大きな打撃を受けた」と指摘。観光客は前年の25％しか来ていないと話している。
海外からの外国人観光客が入国できないため、損失は310億リンギに上っているほか、今年1月から3月までの外国人観光客の出費額は前年同期比４１・５％減の125億リンギにとどまっているという。
ムヒディン首相は先に、観光業のGDPへの貢献について、15・２％に達していると述べている。