サラワク州　第２波到来の可能性　-2020/07/18

サラワク州のダグラス・ウガー州副首相兼州災害管理委員長は７月17日、同州で新型コロナウイルス感染の第２波到来が間際になっている可能性を示唆した。同州では過去24時間以内に感染者が10人に達したためと説明している。 　 州副首相によると、感染者10人のうち６人はクチン市民で、２人がクチン近郊のサマラハン郡、２人はビンツルからそれぞれ見つかっている。ビンツルの２人は７月13日に陽性反応が出た患者の濃厚接触者だったという。 　 州副首相はすでに保健局に第２波の準備を整えるよう指示。そのうちの一つとして州内の個人保護具（ＰＰＥ）の準備状況を確認させていると話した。 　 今後、州内の市場を抜き打ちでＰＣＲ検査を行っていくとも表明。医療関係者や幼稚園や学校の教員への検査も順次行い、第１波のような事態を避けたい決意を示した。