鶏肉の小売価格、7月に入って値下がり傾向-2020/07/20

国内取引・消費者省は7月19日、国内の鶏肉の小売価格が7月に入って下がっていると発表した。
同省の調査では7月第1週は1キロあたり５・２～６・１リンギだったが、第２週には同４・５～５・４リンギの水準に落ち着いた。
鶏肉は6月に入って価格が高騰。3月から導入された活動制限令（MCO）期間中に家畜農家側が出荷を抑えたため、1キロ当たり10リンギ超で売られるところもあった。
同省は鶏肉価格の高騰に関し、6月中旬に寄せられた多数の苦情に基づき捜査を行い、価格を不当に釣り上げていたとみられる小売業者8社を見つけており、近く告発するという。8社の中には、マラッカやクアラルンプールの公設市場の小売業者や卸売業者が含まれている。