
KKマート100店舗、顔認識防犯カメラを設置-2020/08/12
スーパーマーケットなどを経営するKKグループは、店内での万引などの犯罪を防止するため、100店舗に顔認識システム搭載の防犯カメラを設置した。
設置費用は総額で80万リンギ。これまでは万引きが多発し、多くの損失が出ているが、カメラ設置により被害を抑えたい考えだ。同社は年内に450店舗以上に同様の防犯カメラを設置する。
一方、クアラルンプール警察のマズラン署長は8月11日、スーパーやコンビニエンスストアでは顔認識システムの防犯カメラを設置するよう求めた。特に24時間営業のコンビニでは強盗に遭う可能性が高いため、顔認識の防犯カメラは追跡に有用だと述べた。また、行方不明者の捜索にも役立つとしている。
顔認識システムはデータベースに登録された顔画像をもとに防犯カメラがその人物を特定する。逮捕歴のある人や不審者が入店すると店員に警告を発するなどの機能を備え、犯罪抑止に効果を発揮する。