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茂木外相がマレーシア訪問、日本の閣僚訪問はコロナ後で初 -2020/08/15
茂木外相がマレーシア訪問、日本の閣僚訪問はコロナ後で初 -2020/08/15
2020.08.15
政治・社会
茂木外相は8月14日、マレーシアを訪問し、ヒシャムディン外相と初会談を行った。新型コロナウイルスの感染拡大後、日本の閣僚がマレーシアを訪れたのは初めて。 2時間にわたって行われた日マ外相会談では、両国間で駐在員などの長期滞在者を中心に行き来を念頭においた「レジデンストラック」の実施に合意。入国後14日間の隔離を義務付ける条件付きながら9月上旬に開始させることで一致した。一方、短期滞在者の往来についての協議も継続する。 また、新型コロナウイルス感染拡大で中断となっているマレーシア人国費留学生受け入れ事業についても、日本側から早期に実現させたい意向を示した。 茂木外相はこの後、アズミン・アリ通産相とも会談。マレーシアに対する主要な投資国として、日本企業によるサプライチェーンの多元化を通じてマレーシアを支援していきたいと述べた。両大臣は、環太平洋パートナーシップ(TPP)協定と東アジア地域包括的経済連携(RCEP)の進捗状況、マレーシア~シンガポール間の高速鉄道計画、マレーシアにおける日本の大学分校の設置、防衛関連分野での協力について意見交換しました。
両大臣はさらに、マレーシアが今年議長を務めるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議と関連会合の成功に向けて緊密に連携していくことを確認した。
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