ホームマレーシアニュース首相「先進国になるにはまだ努力が必要」 -2020/09/01
首相「先進国になるにはまだ努力が必要」 -2020/09/01

首相「先進国になるにはまだ努力が必要」 -2020/09/01

2020.09.01 政治・社会
ムヒディン首相は8月30日、63度目の独立記念日を前に声明を発表し、「先進国になるにはまだ努力が必要」と述べた。
首相は、「これまで成功と進歩を達成しているがまだ課題がある」と指摘。経済成長率(GDP)や国内外の投資額だけではなく、国民一人ひとりの収入源や生活の質の面でも発展させていかなければならないと説明した。
また、「教育や健康の維持、持続的な安全環境などがあって初めて経済成長の数字に意味がある」とも語り、人種や宗教を越えて今後も団結していく必要があるとも強調した。
1990年当時、政権を率いていたマハティール前首相は「先進国入りの到達は2020年」とする目標を掲げていた。しかし前首相は最近、「2025年までかかる」と指摘し、現首相も今年の先進国入りについては難しいと示唆している。
一方、アブドゥラ国王は31日、独立記念日式典で制定50周年となる国是(ルクヌガラ)を指摘し、「その精神については日常生活のなかで実践して行かなければならない」と述べた。ルクヌガラとは1969年の人種暴動を機に1970年に制定された5つからなる国是。
また、国王はこの日、模範囚人13人の恩赦決定も発表した。
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