首都圏の断水、復旧は早くとも９月８日に-2020/09/04

水道会社アエル・セランゴールは９月４日午後、クアラルンプール首都圏で起きている大規模断水について、復旧は早くとも来週の８日になるとの見通しを明らかにした。
３日に発生した断水は、首都圏の１２９２地区１２０万世帯に影響が及んでいる。汚染物質が発見されたときは汚染度が「レベル３」だったが、４日午後現在で「レベル１」にまで下がっている。しかし、上水道として供水再開するには「レベル０」にまで下げる必要がある。この作業には最低４日間かかるとしている。
同社によると、汚染物質はセランゴール州スンガイ・ゴン工業団地にある複数の工場から流されたものと特定。これまでに当局は工場に対し、閉鎖措置を出した。
同社は給水車を各地に派遣し、水を供給している。