前青年相、新党を正式に立ち上げ-2020/09/18

シェド・サディク前青年スポーツ相は９月17日、新党「マレーシア統一民主連合（ＭＵＤＡ）」を設立した。同日に団体登記局に登録申請書を提出した。 　 同氏は先に若者向けの政党を立ち上げると表明。政党の略称ＭＵＤＡはマレー語で「若い」の意味とした。 　 しかし、同氏は「年齢や宗教、民族にかかわりなく入党できる」と説明。すべての民族と宗教を代表する政党にしたい考えを示した。設立理由について同氏は「進歩を阻む古い政治を打破するため」と述べた。 　 一方、同氏自身が党首になるかどうかは決まっておらず、「党の組織図など詳細については後に発表する」と述べるにとどめた。 　 サディク氏はムヒディン首相の政党、マレーシア・プリブミ統一党の党員だったが、資格を剥奪された。マハティール前首相の「闘士党」にも合流しないと表明する一方で、前首相には新党立ち上げについて相談をしていたもようだ。