人身売買容疑で有罪 昨年は100件
2017.04.25 政治・社会ザヒド副首相は10日、2016年に人身売買容疑で起訴されて有罪となった件数が100件に達したことを明らかにした。2015年はわずか7件だったが、大きく前進したと語った。また、今年1月から3月末までに有罪となったのは13件となった。
マレーシア国内では人身売買が依然として残り、最近報じられた例では、スランゴール州クランでツバメの巣の工場で172人(インドネシア人152人とミャンマー人17人など)を強制的に働かせていた工場主(29)を逮捕した例がある。
同副首相はまた、これまで女性・コミュニティー開発局に代わり、非政府団体(NGO)の職員12人を人身売買で犠牲となった人に対する保護官に任命したことも明らかにした。(Mtown)