
大規模断水、廃液3トン垂れ流しで8人逮捕-2020/10/22
首都圏で10月19日早朝から大規模断水となったことに関し、セランゴール州警察は川に汚染物質を垂れ流した容疑で8人を21日に逮捕したと明らかにした。
警察によると、逮捕されたのは建設機器の販売と修理を行う会社の取締役(31)とその父親(62)、その従業員2人と外国人4人。外国人はネパール、パキスタン、ミャンマーの出身者。会社は同州ラワンにある。
19日午前0時38分に異臭を放つ廃液がセランゴール川で発見されたが、垂れ流されていた現場は支流のゴン川だった。廃液は3トンにも及んだという。警察は汚染物質の成分など詳細については明らかにしていない。
首都圏の水道供給は20日から段階的に始まり、23日午前には完全復旧する見通し。