ホームマレーシアニュース「タイ国境に壁の建設を」国境警備隊の銃撃受け-2020/11/27
「タイ国境に壁の建設を」国境警備隊の銃撃受け-2020/11/27

「タイ国境に壁の建設を」国境警備隊の銃撃受け-2020/11/27

2020.11.27 政治・社会
マレーシア退役軍人協会(PVATTBM)は11月26日、ペルリス州とクダ州のタイ国境に密輸防止のために壁を建設すべきと政府に強く求めている。
イスマイル・アビディン会長は「密輸業者に射殺される恐れがある警備隊を守るためにはベストな解決方法だ」と説明した。
同会長は「ペルリス州の国境は深い森のなかにあり、密輸業者にとっては簡単に両国を往来できる」と指摘。これまでにマレーシア国境警備隊への暴力事件も発生しているという。このため、壁を作ることで密輸活動の防止にもなるとしている。
ペルリス州のタイ国境では24日、密輸業者により国境を警備していた軍人2人が銃撃を受け、うち1人が死亡し、残りも重傷を負った。また、25日夕方にもクダ州ブキ・カユ・ヒタム郡のタイ国境沿いで国境警備員が銃撃されて軽傷となる事件があった。
ペルリス州での銃撃事件ではすでにタイ警察が4人を逮捕。マレーシア側でもこれに関与したと疑われている19人を逮捕した。うち4人がタイ国籍だという。
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