
**週末の読み物**心臓病が最多=2019年のマレーシア人の死因 -2020/11/28
マレーシア統計局は2019年のマレーシア人の死因で心臓病が最多を記録したと発表した。11月26日に発表した「死因統計」のなかで明らかにした。
2019年に医学的に認定された死亡者は10万9164人。うち15%にあたる1万6325人の死因が心臓病だった。男女別では男性が7割を占めた。
民族別にみると、死亡者のうちインド系が20・4%と最も多かった。
地域差をみると、セランゴール州では2909人と最も多く、次にジョホール州での2384人、ペラ州の2156人を記録した。
また、死因2位は肺炎で12・2%、脳血管疾患が8%、交通事故が3・8%、気管支や肺の悪性腫瘍が2・4%と続いた。
また、年齢別にみると、41歳以上の死因の最多は心臓病で、40歳以下は交通事故との結果も出た。
心臓病の死亡者数は前年より若干減ったものの、気管支や肺の悪性腫瘍以外はそれぞれ若干増えた。