ペラ州、「ショッピー」で救貧税の支払いを可能に-2020/12/17

ペラ州イスラム教・マレー慣習協議会は12月16日、イスラム教徒に義務付けられている救貧税（ザカート）の支払いを18日からＥコマースの「ショッピー」でできるようになると発表した。
ザカートは現在、政府の専用窓口や銀行、郵便局などから支払える。同協議会は「より多くの消費者がより簡単で迅速なオンライン取引を選ぶようになったため、時代の変化に合わせたものだ」と説明。「ショッピー」は国内で最もよく利用されているEコマースだが、税関連の支払いに利用できるようになるのは初めてとなる。
「ショッピー」上では12月22日から31日まで「ザカート・キャンペーン」を行い、同プラットフォームを通じて納めた人は先着１０００人に２００ポイントが付与される。
ザカートはイスラム教徒の５大義務の一つで、一定の財産に課せられる。集められた金額は貧困層や孤児などのために使われる。