
ナジブ元首相の母親が死去、死因は未発表-2020/12/20
ナジブ元首相の母親のラハー・モハマド・ノアさんが12月18日にクアラルンプール市内の病院で亡くなった。享年87歳。
死因については明らかにされていない。亡くなる直前にはムヒディン首相や人民正義党(PKR)のアンワル・イブラヒム総裁らが見舞っていた。
ラハーさんはジョホール州ムアール出身、モハマド・ノア・オマール初代下院議長の娘として生まれた。1952年にのちに第2代首相となるアブドゥル・ラザク氏と結婚。翌年にナジブ氏が誕生した。
ラハー氏が43歳のときにラザク第2代首相はロンドンで1976年に急逝。その後、5人の子どもを育て上げた。一時期はトゥン・ラザク大学の総長を務めていたが、近年は宗教クラスなどに参加していたという。
なお、ラハー氏の姉はフセイン・オン第3代首相と結婚した。ヒシャムディン現外相はラハー氏の甥で、ナジブ氏のいとこにあたる。