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マレー人女性2人 同性愛行為でむち打ち刑を執行

2018.09.16 政治・社会
トレンガヌ州クアラ・トレンガヌで3日、マレー人女性2人が同性愛行為容疑の有罪判決を受け、公開でむち打ち刑6回が公開で執行された。同州で女性に対するむち打ち刑は初めて。公開執行では約100人が見守った。
刑を受けたのは32歳と22歳の女性2人で、今年4月に自動車内で同性愛行為容疑でイスラム刑法に基づき起訴されていた。判決はむち打ち刑と罰金3300リンギが下されていたが、むち打ち刑の執行は延期されていた。両被告は控訴しなかったために刑が確定していた。
イスラム市民団体「イスラム姉妹」は「むち打ち刑は囚人に対して行われる刑だ」として刑務所法に規定されていると指摘し、今回の公開執行を強く批判。また、与党の国会議員や他の市民団体も同性愛に対する差別にもつながり、人権蹂躙だとして批判が相次いでいる。(Mtown)
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