首相 ロヒンギャ問題でスー・チー氏を支持せず
2018.10.16 政治・社会 マハティール首相は9月29日、ミャンマーのイスラム教徒・ロヒンギャ族問題で国家顧問兼外相のアウン・サン・スー・チー氏を支持しないと述べた。トルコのテレビ局のインタビューで語った。
首相は「この問題で彼女は変わったようだ」と述べ、ロヒンギャ族の虐殺行為を行った軍部に対して措置を取らないことに不満を示し、彼女を支持しないと説明した。
首相は、スー・チー氏が自宅軟禁されていたとき、解放するよう当時のミャンマー軍事政府に対して強く働きかけてきた。
また、首相は先にロヒンギャ問題に関して書簡を送ったことも明らかにしたが、「返信がない」として強い不満も示した。(Mtown)