今年の違法賭博容疑の逮捕者2万人超
2018.10.23 政治・社会 マレーシア連邦警察は11日、今年1月から9月までに違法に賭博をしていた容疑で2万2300人を逮捕したことを明らかにした。全国で違法賭博の疑いで家宅捜査した軒数は1万2449軒にのぼる。
犯罪捜査局のワン・アフマド局長によると、家宅捜査の軒数はジョホール州が最も多く、次にスランゴール州やサラワク州、ヌゲリ・スンビラン州と続き。4州のみで全体の3分の2を占める。
これまでの押収金額は476万リンギ。賭博に使われる機械などは2万6000点あまりが押収されたという。
警察は違法賭博に関する情報提供を呼びかけると同時に今年7月20日には各州の州警察本部にホットラインを設置。これまでに882件の通報が寄せられた。うち半分の441件の情報をもとに実際に容疑者らを逮捕した。(『サンデイリー』11日付)