死刑制度廃止 代替刑は禁固刑30年へ
2018.10.26 政治・社会 政府は、死刑制度の廃止に代わり、禁固刑を最低30年を科す法改正案を次期国会に提出する。リュー・ブイケオン首相府相が14日に述べた。
現行法では麻薬取引や殺人、テロ行為など17の容疑の有罪が確定した場合、死刑判決が言い渡される。
政府は10日に死刑制度の廃止を発表していた。
同相によると、2014年以来、死刑は執行されていない。現在の死刑囚は約1200人おり、麻薬関連容疑で有罪が確定して死刑判決を受けた外国人も多数含まれており、日本人死刑囚もいる。(『ニュー・ストレーツ・タイムズ』14日付)