高架道路建設現場でブロック材が将棋倒し
2018.10.27 政治・社会 ペナン島で建設されている高架道路の建設現場で、全長25メートルのコンクリートブロック材が将棋倒しになる事故が発生した。けが人は出ていないが、職業安全・健康局(DOSH)は建設業者に対して作業の一時停止命令を出した。
ブロック材が崩れたのは、同州のジャラン・ブキット・ククスとジャラン・トゥン・サルドンを結ぶ600メートルの高架道路の建設現場。事故は14日の午後8時30分頃に発生し、14本のブロック材が倒れ、うち11本が真っ二つに割れた。ブロックを運搬していたクレーンの操縦士が操作を誤り、1本のブロック材に触れたところ、将棋倒しになったとみられる。
建設業者が当局に事故を報告したのは翌日になってからで、当局は作業手順の見直しなどを進めるよう建設作業を一時停止するよう命じた。道路の開通は、来年初旬を予定している。(『スター』14日付、『マレーメール』15日付)