ペナンでも地すべり 9人が死亡
2018.11.03 政治・社会 ペナン島中部のパヤ・トゥルボン地区で10月19日午後、前日からの豪雨で大規模な地すべりが発生した。22日現在で外国人労働者9人の遺体が確認された。
地すべりは同日午後2時ごろに発生。現場は建設中のブキククス2車線道路で、9300平方メートルあまりにわたって地すべりが起きた。これによりコンテナ13台なども巻き込まれた。
遺体で発見されたのは全員外国人で、バングラデシュ人5人、インドネシア人3人、ミャンマー人1人。このほかカンボジア人女性ら4人もけがをした。一部は不法労働者だった。
救助活動は5日以上にわたって行われているが、地すべりで発生したがれきのうち15%ほどしか除去できておらず、犠牲者はさらに増える可能性もある。
ペラ州キャメロンハイランドでも14日未明に土砂崩れが起こり、外国人3人が生き埋めとなって死亡した。(『ニュー・ストレーツタイムズ』23日付)