エレベーター事故件数は2012年から85件 死亡者数6人
2018.11.11 政治・社会 人的資源省はこのほど、2012~2018年の間に国内で発生したエレベーターの事故件数は85件で、死亡者数は6人だったことを明らかにした。同省は劣悪なメンテナンス作業が事故原因とみている。
同省のマーフズ・オマル副大臣は、職業安全・健康局(DOSH)に登録されているエレベーター6万4814基を対象に、年初から2万6178基の検査を実施したと報告。その上で不動産の所有者に対し、定められたスケジュールで正しくメンテナンスを実施してスムーズに運転していることを確認するよう強く求めた。
また、副大臣は、コンドミニアムやオフィスビルの入居者に対し、エレベーターの安全を確保するためメンテナンス費用を適切に納めるよう促した。(『サンデイリー』10月27日付)