アンワル氏 正式にPKR総裁に就任
2018.11.30 政治・社会 アンワル・イブラヒム氏が18日、人民正義党の総裁に正式に就任した。任期は2021年まで。同日に開かれた党大会で発表された。アンワル氏は先に行われた総裁選で無投票で当選を決めていた。
妻のワン・アジザ副首相は前身の国民正義党時代の1999年から総裁だったが、同党は初めて総裁が変わることになった。これまでアンワル氏は同党で「実質的な指導者」としてのポストが与えられていたが、このポストは先に廃止されていた。また、ワン・アジザ氏は党大会で党の諮問委員会委員長に全会一致で指名された。
副総裁にはアズミン・アリ経済相が党内選挙で勝利し、同日に就任した。このほか、アンワル氏の娘であるヌルル・イッザ・アンワル氏、ズライダ・カマッルディン住宅・地方政府相、ザビエル・ジャヤクマール水・土地・天然資源相、
チュア・ティアンチャン氏も副総裁となった。(『サンデイリー』11月18日付)