前地域開発省事務次官に禁固と罰金刑
2018.11.30 政治・社会 昨年1月に逮捕された前地方・地域開発省事務次官のモハンマド・アリフ被告に14日、禁固刑5年が下級裁判所で下された。罰金刑も300万リンギとなった。
同被告は直接業者を指名してサバ州の島の開発事業をすすめ、見返りに現金約62万7900リンギなどを受け取っていた容疑で起訴されていた。
同被告の長男も禁固刑3年と960万リンギの罰金刑が下りた。長男は島の開発に絡み、業者から見返りとして受注額の2%を「手数料」として受け取っていたとして逮捕・起訴されていた。
両被告が逮捕されたときの家宅捜査では、自宅に300万リンギの金の延べ棒のほか、現金100万リンギ、ハンドバック150個などが発見・押収されて世間の注目を浴びた。(『ニュー・ストレーツ・タイムズ』11月14日付)