洪水でニワトリ1万8000羽が溺死
2017.02.06 政治・社会スランゴール州セキンチャン市近くのスンガイ・ニボン地区で1月24日午前、前日夜に発生した洪水で養鶏場のニワトリ1万8000羽が死んでいるのが発見された。溺死したとみられる。
この養鶏場のオーナーのモハンマド・アジジさん(29)は23日に豪雨が激しくなってきたため、養鶏場をチェック。そのときはすでに浸水は徐々にしていたものの、水かさは高くはなかったため、影響はないだろうと思っていた。しかし、24日午前5時ごろに見回りに行ったところ、水かさは30センチほどになっており、ニワトリが死んで浮いているのを発見したという。アジジさんは養鶏の仕事をして15年になるが、こんな事態は初めてだという。
被害額は10万リンギになるとみられ、別の養鶏場に移していた約2000羽だけとなってしまった。
同地区周辺では23日夜から豪雨となり、消防救助隊が避難勧告を発出。約150人が避難所に避難した。住宅地などで30~60センチの浸水が発生していた。(Mtown)