「災害時は外国人ボランティアを呼び込むチャンス」前観光相が持論

観光芸術文化省（MOTAC）の大臣を務めたナスリ・アジズ氏が「この国で毎年起こる洪水が『観光の目玉』になる可能性がある」との見解を示した。
同氏は「洪水によって観光地が運営不能な状況になるのを泣くのではなく、ボランツーリズム（ボランティア観光）を推進することでチャンスをつかむべきだ」と指摘している。
「ボランティアらは楽しむためにマレーシアに来るのではなく、学ぶために来る」との持論を展開。「自然災害時のボランティア活動に外国人を呼び込むことで、経済的な問題に直面しているマレーシアにとって、この機会は明るい兆しとなる可能性がある」と指摘している。