内閣改造はせず=首相
2022.06.02 政治・社会イスマイル・サブリ首相は6月1日、内閣改造を行うことを否定した。ズライダ・プランテーション・商品相が与党の統一党を離党することで、大臣職を辞任するため、これを機に政権強化のために内閣改造が行われるとの観測が出ていた。
同相が辞任した後は再び統一党の議員が後任となるとみられている。ただ、最大与党の統一マレー人国民組織(UMNO)がこの大臣職を狙っているとも言われている。
首相は同相と会談した後に後任を決めるとしている。首相は統一党のムヒディン党首(前首相)と近く後任についても話し合う予定だ。
同相は先に統一党を離党して、マレーシア国民党(PBM)に移籍すると発表。
PBMは現在の与党系の政党で下院には2議席を確保している。