養鶏業者への補助金 7月1日に廃止へ
2022.06.03 政治・社会イスマイル・サブリ首相は6月1日、養鶏業者に出している補助金を7月1日に廃止すると発表した。
政府は7億2000万リンギを補助金を準備したものの、申請している業者は全体の10%にも満たず、効果がないと判断した。
首相は「さまざまな問題も発生した」と説明し、代わりに「援助を必要としている人に(補助金額分を)直接送る」と述べた。詳細については担当相が近く発表するとしている。
物価が高騰する中、政府は肉類の中で最も人気のある鶏肉価格は1キロ8.90リンギの上限価格を設定。しかし、一部ではこれを越える価格で販売しており、守られていない。
一方で、鶏肉の輸出は6月1日から禁止する方針も首相は示した。国内の鶏肉価格を安定させるための措置と説明した。