スランゴール州の洪水被災家屋は1万戸超-2022/03/15
2022.03.15 政治・社会スランゴール州政府は、2021年末に州を襲った洪水によって被災した住宅は合計1万783戸に達したと発表した。クラン地区、クアラ・ランガット地区、ペタリン地区、フル・セランゴール地区に被害が集中しているという。
州住宅・都市福祉・企業家開発委員会のロジア・イスマイル委員長によると、大洪水の被害を受けた家屋は、5,000リンギット以下の軽微な被害、1万5,000リンギット以下の中程度の被害、5万6,000リンギット以下の全損に分けられるという。
ただ、被災した家屋のほとんどは1万5,000リンギット以下の損害にとどまった。被害の範囲は、ドア、窓、小構造物、ベランダや窓のフレーム、日よけなど。一方、全壊の3番目のカテゴリーには、合計44棟が認定された。
都市部の家屋は住宅・地方自治省、農村部の家屋は農村開発省の内部割り当てにより、すべての家屋が再建され、ハリラヤまでに完了する見込みだという。