MRT3 1期目開通は2028年に-2022/03/16
2022.03.16 政治・社会ウィー・カーション運輸相は3月15日、首都圏を通るMRT3の工事1期目区間が2028年に開通されるとの見通しを示した。MRT3全体は2030年までに完工する。
同相はこのプロジェクトの閣議決定が3月4日だったことを明らかにした。クアラルンプール市内では39キロ、スランゴール州では12キロの線路が敷設される。また、既存のMRT、LRT、モノレール、KTMの駅ともつながり、接続駅は10駅になるという。
入札は5つのパッケージを通じて今年行われる予定。
MRT3のプロジェクトはマハティール政権時の2018年に停止されたが、2020年11月に復活。2023年初めには工事が行われる予定だったが、遅れる見通しだ。
MRT3は全長約51キロで、駅数は33駅。環状線となる同路線はジャラン・ドゥタ、モントキアラ、スリ・ハルタマス、クチャイ・ラマ、タマン・ミダー、スティアワンサ、ジャラン・クチンなど首都圏を一円する。