ホームマレーシアニュースマレーシア航空17便撃墜事件、マレーシアも共同訴訟に参加-2022/03/18

マレーシア航空17便撃墜事件、マレーシアも共同訴訟に参加-2022/03/18

2022.03.18 政治・社会
2014年7月に起きた、ウクライナ東部でのマレーシア航空MH17便撃墜事件に関して、オーストラリアとオランダがロシアに対して起こした共同訴訟に関する国際民間航空機関(ICAO)の審議に、マレーシアも参加することとなった。
ウィー・カーション運輸相は3月16日の声明で、「ICAOによる審議への参加は(民間航空機に対する要撃において、武器の使用を差し控え人命・航空機の安全を確保することが明示されている)シカゴ条約に則った決定である」と述べている。
この事件ではアムステルダムからマレーシア・クアラルンプールに向かって飛行していたMH17便が、ウクライナ東部上空で親露派とみられる勢力にが発射したとされる地対空ミサイル「Buk」の攻撃を受けて墜落。乗客乗員298人全員が死亡している。オーストラリアとオランダは、MH17便の事故について、ロシアに補償と謝罪を要求している。だが、国際的な調査結果にもかかわらず関与を否定しているロシアは、2020年10月に両国との交渉から一方的に離脱した。
今回、ICAOを舞台に執り行われる法的措置により、ロシアは関係各国との交渉に参加せざるを得なくなるほか、国際航空法の運用を担うICAOからペナルティを受ける可能性もある。
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