警察での懲戒処分者数　昨年は1571人-2022/03/28

マレーシア国家警察の統合基準順守局のアズリ・アフマド局長は3月27日、2021年の警官や警察職員の懲戒処分者数が1571人だったと発表した。 　 懲戒処分内容については詳細は語っていない。懲戒対象となったのは、資産の申告漏れ、娯楽施設の訪問、上司への承認なしの結婚、被害届の受理の拒否など誠実性を欠いた違反行為がほとんどだった。また、犯罪に関与した者もおり、最も多かったのが麻薬関連の84人。イスラム法違反の犯罪48人、汚職関連が18人などとなった。 　 同局長は、警察官と職員の誠実性を強化するため、今年はガバナンスの強化、業務内容、苦情処理管理、調査、コンプライアンス、宗教カウンセリングの6つに焦点を当てると述べた。麻薬使用で逮捕される警察官もいることから、警察官に対しては抜き打ちで麻薬検査も行うとしている。