4回目のワクチン接種を検討=保健相-2022/04/06
2022.04.06 政治・社会カイリ・ジャマルディン保健相はこのほど、免疫が低下している人に対して4回目のワクチン接種を検討していると述べた。ただ、担当医の判断で接種の有無を決めるようにしたい考えも示した。
同相は「現在までのところ、投与回数を決定する国際的な基準はない」と指摘。臨床試験データなどのほか、米国食品医薬品局(FDA)や世界保健機関(WHO)、各国の保健当局の決定も参考にして今後判断するとも述べた。
同省のアーロン・アゴ副大臣は先に、感染力の強いオミクロン株の拡大を抑えるための4回目のワクチン接種の計画はこれまでにまだないと述べていた。一方で、米国のファイザー社のアルバート・ブーラ最高経営責任者(CEO)は「ワクチンの4回目の接種は必要になるだろう」とも発言していた。