手荷物のソーセージからアフリカ豚熱を検出-2022/04/07
2022.04.07 政治・社会マレーシア検疫サービス局(Maqis)は4月6日、入国した男性乗客が持っていた豚肉のソーセージからアフリカ豚熱(ASF)を検出したことを明らかにした。
この男性は3月26日にクアラルンプール国際空港(KLIA)に到着。税関で手荷物検査を受け、この際にカバンに重さ10キロのポークソーセージが入っていたという。
マレーシアでは現在、アフリカ豚熱の感染防止のため、感染国からの豚肉製品の輸入を禁止している。航空機の乗客が手荷物で製品を持ち込むことも禁じている。男性はどこから来たのかは明らかにされていない。
男性のこのソーセージはその場で没収され、同局が検査していた。
アフリカ豚熱はサバ州やサラワク州で流行しており、いったん養豚場に入り込んで拡大するとほとんどの豚は死亡する。ただ、人間への感染は認められていない。