ホームマレーシアニュースマレーシアからのメッカ巡礼、今年は12%の負担増も-2022/04/08
マレーシアからのメッカ巡礼、今年は12%の負担増も-2022/04/08

マレーシアからのメッカ巡礼、今年は12%の負担増も-2022/04/08

2022.04.08 政治・社会
マレーシア政府巡礼基金 (TH) は、サウジアラビア政府が課した税金と新しいサービス料の値上げを受けて、今年のメッカ巡礼「ハッジ」行きの費用は1人当たり2万5,000リンギ以上に増加すると予想している。
THは、2019年の2万2,900リンギと比較して、巡礼のコストが12%増加すると述べている。付加価値税(VAT)の5%から15%への引き上げが響くとしながらも、「今年から実施される現地での新しい標準作業手順(SOP)に伴う各種コストの上昇は考慮されていない 」としており、更なるコスト負担を求められる可能性もある。
THによると、巡礼にかかる費用は、フライトや宿泊など宗教的儀式を行うためのサービスを受けるために支払う直接費用で、総費用の約70%を占めるという。
その他の費用には、食事代、バス代、アラファとミナーでのテント宿営代のほか、40~45日間の事前学習「ムタウイフ」の代金がかかる。巡礼者は、メッカに着く前、途中のミナーの谷のテントで一泊した後、アラファト山で立礼を行う習慣がある。
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