ホームマレーシアニュース急降下のマレーシア航空機、原因が公表-2022/04/12

急降下のマレーシア航空機、原因が公表-2022/04/12

2022.04.12 政治・社会
先に急降下を起こしたマレーシア航空の国内線、タワウ行きのMH2664便について、マレーシア民間航空局(CAAM)は事故原因について公表した。
同機は「技術的な問題」として、途中でクアラルンプール国際空港(KLIA)へと戻った。
CAAMは、「フライトデータレコーダー(FDR)から抽出した初期報告に基づき、飛行中にピトー静電システムの不具合による技術的問題が発生したと判断された」と述べている。
ピトー静電システムは、航空機の対気速度および高度を決定するために使用される、気圧に敏感な計器のセット。
システムの不具合により、機内で誤った速度表示が出た結果、機体がピッチングし、自動操縦が解除された。これに対し、操縦の指揮を執るパイロットが直ちに機体の正しい操作を取り戻そうとしたことは正しかった、としている。
CAAMは4月10日に発表したプレスリリースで、今回のアクシデントの結果についての結果、ピッチと高度の変化がパイロットからの報告および乗客が機内で体験したことの両方に一致したと述べた。
「これらの修正操作は、悪天候により機内で乗客に不快感を与える結果となった」と指摘している。
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