コロナ専門だったスンガイ・ブロー病院、一般患者受け入れへ
2022.04.29 政治・社会保健省は、2020年3月のコロナ禍発生以来、感染者の治療専用病院として使われてきたスランゴール州のスンガイ・ブロー病院について、一般患者も受け入れる病院に戻すことで合意した。
ノール・ヒシャム保健総監は、「マレーシアにおけるコロナの現状、特にカテゴリー3、4、5のケースを勘案、さらにクランバレー首都圏の感染者専用医療施設の利用率が低いことを考慮した結果」と述べている。
今後、同病院の対応は「ハイブリッド型」となり、以前のようにエンデミックへの移行期だった感染の状況に合わせ、コロナ患者と非コロナ患者を従来通り診療することになる。
保健省は、国内で今後コロナ感染者が再増した場合、重症治療を含む感染者への医療サービスを提供できるよう監視し、準備する方針を掲げている。