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先住民オラン・アスリ、伝統衣装で国内線搭乗

先住民オラン・アスリ、伝統衣装で国内線搭乗

2022.05.03 政治・社会
サラワク州のオラン・アスリ(先住民)の一団72人が4月30日、ミリ空港から州都のコタキナバルに向かってエアアジアの国内線フライトに搭乗したが、刺青をした上半身は裸、裸足のままといういでたちだったと話題になっている。
これは活動家のピーター・ジョン・ジャバンさんが率いるグループが、コタキナバルで催される「Land Below the Wind」というイベントに参加するために移動したもの。そのうち60人はイバンの伝統的な「シラット」服を身にまとっていた。
「これだけの人数のグループがシラットの服装だけで飛行機に乗ったことはないので、私たちは歴史を作りたかった」と、ピーターさんは語っている。
50分という短いフライトにもかかわらず、「シャツを着ていないため寒かったのではないか」という問いかけに対し、ピーターさんは、「まったく気にしなかった」と答えた。
午後7時20分、コタキナバルに到着した一行は、サバ州代表団の歓迎を受け、市街地にあるウォーターフロントへ向かった。その後、サラワク州の伝統音楽の演奏とともに、フラッシュモブに参加したという。
(写真はSarawak Edition SEのFacebookページより)
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