ハリラヤ初日 交通事故死亡者数は28人
2022.05.05 政治・社会マレーシア国家警察は断食明け大祭(ハリラヤ)初日の5月2日の全国の交通事故による死亡者数が28人に達したと発表した。ラザルディン・フサイン副長官が3日に述べた。
死亡者のうち19人は二輪車によるもので、二輪車の同乗者も含まれる。また、自動車運転手とその同乗者の死亡者数は7人。残り2人は歩行者だったという。
4月29日の死亡者数は10人、30日は18人、5月1日は20人をそれぞれ記録した。5月2日分を入れるとすでに76人が死亡している。スランゴール州での死亡者数が10人と最多。中でも国道での死亡者数が29人と最も多かった。
また、4月29日から5月3日までの交通事故件数は6932件。こちらもスランゴール州が最多で1650件、次いでジョホール州で920件、クアラルンプールで688件を数えた。
警察はハリラヤ連休の開始となった4月29日から全国で交通取り締まりを行っている。交通違反の検挙件数は21万1235件で、うち8万1753件がスピード違反だったという。