首都圏一部で断水 汚染物質の垂れ流しが原因
2022.05.06 政治・社会スランゴール州のスムニェ川で5月3日夜、異臭のある汚染物質が検出されたことを受け、水道会社アエル・スランゴール社は首都圏472地区で断水措置を取った。4日中には復旧したが、環境局(DOE)は疑いのある施設の稼働停止措置を下した。
同局によると、この川沿いにある複数の施設に対して「停止措置命令」を出した。対象となった施設周辺では水の採取などを行い、垂れ流された原因を特定する。垂れ流された物質はディーゼル廃油だった可能性もある。
この川周辺では廃油の垂れ流しが絶えず、昨年も複数回にわたって断水措置が取られている。