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手足口病 パンデミック以前の水準に戻る

手足口病 パンデミック以前の水準に戻る

2022.05.17 政治・社会
子どもに主に感染する手足口病が新型コロナウイルスのパンデミック以前の水準に戻りつつある。今年1月から5月12日までは2万8957人が感染しており、保健省は注意を促している。
2021年の通年の手足口病の感染者数は4239人。パンデミックで保育施設などが休みであった時期もあるうえ、頻繁に手の消毒をしていたため、感染者数は低く抑えられていたとみられている。
カイリ・ジャマルディン保健相は5月13日、「学校や保育施設などが完全に再開したため、手足口病の感染者が激増している」と説明し、パンデミック以前の状況に戻りつつあるとの見解を示した。
新型コロナウイルス関連アプリ「MySejahetera」は現在、手足口病を含む感染症の発見・追跡のアプリにもなっており、同相はこれを利用するよう求めた。
一方、スランゴール州保健局は5月7日現在で州内で6748人が手足口病に感染したと発表。このうち270人が入院しているという。クラスター感染は118件発生しており、うち95%が保育施設での感染。断食明け大祭(ハリラヤ)時には感染者数が減ったものの、今後はまだ予断を許さない状況だ。
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