マニラ空港でマレーシア国籍の男を逮捕 テロリストか
2022.05.17 政治・社会フィリピンのマニラ空港で5月10日、マレーシアの旅券を所持する男(52)が逮捕された。指名手配されていたフィリピン南部のイスラム武装組織「アブサヤフ」のメンバーとみられている。
同国地元紙によると、男はオマーン・ハルンと呼ばれる指名手配犯で、マレーシア旅券の名前はアイロラ・アジャスタブル。同日午後5時ごろにマレーシアからフィリピン航空に乗って入国したところを身柄を確保された。
南部のザンボアンガ市に居住しているとみられ、2002年にキリスト教の「エホバの証人」の信者を誘拐したとして指名手配されていた。身分を隠すため、何らかの形でマレーシア旅券を取得して入国しようとしたとみられるが、偽旅券だったかどうかは不明。